ときどきマラソン朗読会なんてものが当地にある。なにかの記念の折りに読者が聴衆の前に立って当該の作品の一部を読み上げる。つまり読書愛の顕彰みたいなものか。でも「百年の孤独」なんて一日で終わるはずがない(笑)。「ドンキホーテ」なんてのもあったはず。この十一月にはカルロス・フエンテスの「アウラ」刊行六十周年記念ということで青少年国際書籍見本市の催しのひとつとして版元主催で朗読会がもたれるとのこと。ニホンだったら「恥ずかしいからイヤだよ」のひと言で片付けられてしまいそうだが。参加することで作品と一体化できるかも。
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