mixiユーザー(id:163513)

2015年09月26日03:28

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倚らない

 
【倚らない】
 
 
どこまでがかたちで
どこからがゆれか
わからなくみえていた
しろい花の草として
あの詩がつづられていた
九死があって一生をむすばぬ
なにかの刻々だったろう
しかくく土手がふさぐから
あゆみはそこをのぼり
ひかるものをみわたすが
どこまでがみずで
どこからが川なのか
わからなくみえていた
ただの前方へむけ
おもうことはいまもって
ながれにすら倚らない
 
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