今日の午後、少し遅めに出撃。このところ通い始めた川崎市中原区宮内の河川敷へ。
ここには、土手から河原へ降りるまでに、二つのワンド(湾処=川の本流から離れた水溜まり)がある。藪漕ぎをすれば、もっとあるのかもしれない。
一つ目↓。
そして、二つ目↓。
この二つ目のワンドに、特定外来種のオオフサモが生えているのを見つけた。
とても小さな群落で、とりあえずオオフサモに付く希少な?サルゾウムシを探してみたが、見つからず。しかし、オオフサモはこの先大きな群落に発達するかもしれず、要注意ポイントとなった。
このワンドの周囲にはジュウサンホシテントウが結構多い。
一方、ぽつりぽつり生えているヤナギは、望み薄。イネゾウモドキ類は見られず、ヤナギルリハムシの数さえ少ない。しかし、シロジュウゴホシテントウは何とか見つかる。
河原に出て、架橋工事側を見たところ。
対岸(世田谷区玉堤)↓には、川から少し離れた場所にヤナギの小さな疎林があり、4月23日にナガクビボソムシを採った。川崎市側よりポイントとして良好かもしれない。
河原の草をスイープしたが、コガタルリハムシ、タデノクチブトサルゾウムシが網に入るくらいで、期待以下だった。
オオカワヂシャは河原にも生えているが、ムシクサコバンゾウムシが見られるのは、ワンド付近のみ。
いつの間にか、ムナキルリハムシからキボシルリハムシに選手交代したようだ。
今日のナガタマムシ。♀で、外観から同定するしかない。
今日の見立ては、クワナガタマムシ・・・
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