先日、クリノウスイロクチキムシを自分のタトウから初採集したので、この際ナミウスイロクチキムシと比較してみたくなり、過去のタトウの中から探している。
このタトウは、2010年7月の高尾山ナイターで採集したゴミダマ、オオキノコなど。
ここにナミウスイロらしき個体が2頭鎮座しているが、その直ぐわきの小さなクチキムシが、ちょっと気になる。実は、この個体を未だきちんと見ていなかったのだ。
形を少し整えたのが、これ↓。体長は5mmほど。
手元のホンドホソアカクチキムシと比べてみると、小さい、短くて太め、触角の各節が短い、腿節が太い、上翅の間室の点刻が粗い、などの特徴がある。
どうやら、モモブトホソアカクチキムシのようだ。
もしもそうであるとすれば、東京都初記録かもしれず、しかも隣の神奈川県にも記録がない。
さすが、高尾山。またナイター採集に行ってみたい。
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