【灰汁】 たびの錦繡屋で画帖を買ったこれからはひとの顔をかく 鹿毛の筆にうすく灰汁をつけひとのほおのかがやきをひろがる蟬の翅のようにえがく あしばやに夏がゆき秋もすぎあんなにかすかな涙痕がほおのおぼろをふかめている止住者とは
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