[難易度:2、時間:12分]
アニメ異世界おじさんの一コマ。同作は高校生の頃に異世界転生してこっちの世界では昏睡状態だった主人公が17年後に目を覚ます(異世界から戻ってくる)お話です。すっかりおじさんになっちゃったかつての若者の世代ギャップが笑いを醸し出す一要素になっているのですが……
年の瀬に少年ジャンプの特大号を買おうとするおじさんに甥っ子が「今の漫画いきなり読んでついていける?」と訊くと「いや、こち亀なんてどこから読んだっていっしょだろ」と返すおじさん。それに対して甥っ子が衝撃の事実を告げるのです。
「こち亀、終わったよ」
その言葉にフリーズしたおじさんが一言。「あれって終わるものなのか?」──はい、言いたいことはとてもわかります。誰もこち亀に最終回がくるなんて思っていませんでした。その直後「笑っていいとも」も終わったと聞かされておじさんはダブルパンチを喰らうのでした。
世の中には「あれって終わるものなのか?」と思えるものってありますよね。例えばサザエさんとかちびまる子ちゃんの最終回って想像がつきません。都市伝説ではいろいろ言われていますけど。
僕が小学校の頃に始まったアニメ「まんが日本昔ばなし」もその同類。まさか終わる日が来るとは思っていませんでした──が、30年近く前に終わっちゃいましたね。土曜日の夜7時から7時半というゴールデンタイムだったこともあり毎週欠かさず見ていましたが先ほどWikiを検索してみてスタッフの豪華さにドン引きしてしまいました。子供心に作画や音楽で攻めているアニメだなぁとは思っていましたがこの制作陣なら納得です。
なんてアニヲタ的な視点で見ている一面もありましたが僕は子供の頃から食い意地の張った少年でしたので作中に出て来る美味しそうな食べ物ばかりに目を惹かれていたのは言うまでもありません。
今日のこの料理などももしかしたらどこかで登場していたんじゃないかしらん。なんて思いながらこのブログを書いておりました。
[材料](1人分)
・なめこ:10本くらい
・昆布出汁:250g(250ml)
・塩:1g(小匙1/6)
・濃口醤油:6g(小匙1)
・味醂:9g(大匙1/2)
[仕上げパート]
・刻み葱:適宜
[作り方]
1.全ての材料を小鍋に合わせて蓋をし、強火にかけます。1分経過したら蓋を取って素早くごく弱火にします。そのまま10分ほどかけて加熱し泡がふつふつ出だしたら蓋をして1分弱火で煮立たせたらできあがり。お椀によそって[仕上げパート]を散らして戴きます。
[備考]
・なんか幸せな気分になるくらい美味しい出汁が挽けます。この1杯だけでごちそうさまをしても良いかな……って栄養が足らんだろうw
・茸類は70度〜80度の水温で旨味成分が一番引き出しやすくなるのでできるだけこの温度帯をゆっくり通過するよう加熱するのがコツです。まずは強火で一気に温めてそのあとは敢えて蓋を取って弱火でじわっと温めましょう。
・刻み葱は最初から入れるとくたくたに煮えてしまいます。食べる時に散らすと風味も立つので仕上げに入れるのが吉です。
・裏技としてなめこを冷凍しておくと細胞内の水分が膨張して細胞膜を破壊してくれるので旨味成分が染み出しやすくなります。時間に余裕があれば一旦なめこを冷凍してから作ってみてください。
ということで、よければ一度お試しください。
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