こんなノリで行きたいもの、それで気がついたら、あの世に行ってた、というやつ。
さて、半年以上もまえに寝るときに眺めてた本、それからちょっと失せて、またこのごろ、再び頁を捲ってた。
前半はほとんど忘れてる。
それでいて、あちこちに聞き捨てならぬところがあるので、おちおちこっくりもしていられない。
もう亡くなってしまった著者、やっぱり幸せだったのか。
そういえば一年ちがいで野坂と小沢は早稲田の仏文にいたのだそうだ。
年期がはいった対談者ばかりなので、気が抜けない。
早い話、どこを何度読んでも飽きががこないんじゃないかと思える(褒めすぎかな?)
眺めていると、なんでもないところにひょっこり、鋭い話が何のてらいもなく紛れ込んでいるので、気が抜けないのである。
しいてもっとも力のこもったパートをあげるなら、金子兜太と網野善彦のところだろうか。
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