このシリーズは、FIT(衝突版トラップ)で採った虫は除いている。また、偶産と思われるものも除いている。
したがって、登場するのは別に珍しい虫たちではない。ただ、都区部の市街地ではハードルが相当に高いと思われる虫たちである。
2012年6月、駒場にある東京大学の構内で、地面の上の大きな板をめくったらそこに居た、ウスイロマグソコガネ。
近場にはもう絶対に居ないとは思わないけれど、河川敷でも容易でなさそうで、市街地内で2頭目が見つかる気がしない。
今年は近場で新たなFN虫が見つかる(チビコエンマコガネ)という画期的な年となったが、飼い犬のマナー向上で、市街地内はそもそもFN虫にとって厳しい環境になりつつある。
本当は、コマグソコガネあたりも見つからないものかと思っているのだけれど。
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