メキシコの地下鉄では、「刑務所から出たんだけど、お金がないから、少しくれないかい」とすごむ、というか、同情をかいたがるひとたちがいる。
そっと写真を撮らせていただいた。
その真偽、つまりほんとに刑務所帰りかはは不明ではあるが、一方でメキシコでは再犯率がとても高い。
でもこれだけ刺青がはいってると、堅気の仕事をするのは容易ではないはず。
悪いことから足をあらうのはたいへん。
見方によっては援助をこうというのは、まだましなほうか。
でも、やはり、こういうひとたちがそばにいると、びっくりしてしまうのは、わたしたちがまだ幼くて、世間のことにうといことを意味しているのか。
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