今日は午前中にちょっと隣町の氷川神社へ。ここはカシの木が多く、キマダラミヤマカミキリのみならずミヤマカミキリも発生する。
ちょっとケヤキの樹皮をめくってみた。
すると、根元近くの樹皮裏に、コクゾウムシ。
カシのドングリが多く落ちているので、コクゾウムシがいることは何ら不思議ではないが、ここで実際に出会ったのは初めてかもしれない(ここで落ち葉篩いをしたことがないため)。
ところで、某I氏がFBで話題にしておられたが、コクゾウムシは弥生時代に米作とともに大陸から渡ってきたという説が有力だったところ、最近、縄文時代(稲作前の時代)の遺物からコクゾウムシの痕跡が出ているようだ。
自分にとっては、コクゾウムシは日本では屋外でしか見たことがなく、近所のコナラなどのドングリが多数落ちている場所で落ち葉篩いをすれば常連と言っていいほど見られるので、むしろドングリ食いが本来の生態のように思えてならない。
ところが、コクゾウムシをドングリで見つけることは、どうやら都区部市街地が特異に?容易のようなので、それだけを取り上げればあたかも外来種のような感じではある。
クヌギ・コナラの多い里山環境には、あまり居ない虫なのだろうか?
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