当地の芸術宮殿にて「ハイブリッド」展なるものが開催中で、いったいどんなコンセプトに基づいているのか、おおいに興味を抱いた。
この国は、美術作品賃貸のお金を払えないので、企画で勝負する、ということになりがちである。
さて、「ハイブリッド」なるものは、異なった要素の合体、というようなニュアンス。
どうしてもいびつなものになりがちであるか、見てもどちらかというと不快を催すかもしれない。
とりわけ悪徳な存在には、悪魔のような形に顕著であるが、まるっきり悪徳的なものにかぎったわけではない。
とにかく、こういった解釈にて美術史に切り込みをかけるのも、おもしろいやり方かもしれない。
ログインしてコメントを確認・投稿する