シネテカにてポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダの回顧展を開催中。
ギャラリーではワイダの手になるスケッチが並ぶ。
ニホンびいきで、黒澤監督とも親交を暖めていたワイダはニホンの訪問中、いくつものスケッチを描いている。
この清水寺のみならず金閣寺やら奈良の大仏など、わたしたちの見知ったアングルからデッサンを試みている。
しかしそのトーンはわたしたちが抱いているイメージとはいくらか異なっているように見えるが、それはわたしの眼の錯覚なのだろうか。
ワイダの美意識にあらためて打たれる。
そのデッサン作品はポーランドの古都クラクフに収蔵されてあるという。
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