mixiユーザー(id:1299833)

2016年11月13日14:46

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鈴木孝夫『ことばの社会学』(新潮文庫)

 姉妹書の『ことばの人間学』とともに絶版らしい。
 内容的には岩浪新書の『日本語と外国語』と重複するところもあるが、より広範なテーマから成り立っている。
 著者はもともと英文学者、しかし寝るときになにを読むか、とかはおおいに興味を惹かれる。
 シメノンの「メグレ警部もの」を何十冊も買って順々に読むという。
 いろいろ観察、洞察できることも多く、ただの息抜きの読み物とは異なっているらしい。
 この本には雑文的なものも加わっていて、この著者の人間的厚みのようなものを感じさせる。
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