なぜ人だけが二本足で立つようになったのか。
自然にはどうしてもわからないことがあり、これはそのひとつであると立花隆も言っている。
まあ、常識的に考えれば、立ったほうが遠くまで見られるから危険から逃れることができるとか。
立ち上がった代償として人は腰痛に悩まなければならなくなった。
我妻洋が言うところでは、それによって早産を強いられるようになった。
人の赤ん坊は、まだ一年ちかく胎内に残るべきなのだそうだ(生まれた赤ちゃんは自分では何もできない)。
それなのになぜ早産なのか。
直立して歩くようになって、産道が狭くなって、それゆえに早く出て来なければならなくなったのだそうである。
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