バケモノの子を観て来たよ

今日は朝からこれを観てきました〜
細田守監督の「バケモノの子」。あらすじすら知らない予備知識ゼロで観賞したのですが楽しめました。ちょっと不遜な言い方をするとすっごく僕好みの筋立てでした。
細田作品は毎作、明快なテーマ設定がなされていると感じるのですが、
・時をかける少女：青春
・サマーウォーズ：家族
・おおかみこどもの雨と雪：育児
ときて今作は、『成長』かなと感じました。
親だけでなく、親友、恋人、周囲の人々、実に多くの人達に影響を受けて、あるいは教えられて、主人公が成長していく様子、逆に主人公の影響を受けて周囲の人々や育ての親までもが変わっていく(成長していく)様子が実に巧く描かれておりました。
僕自身、半世紀生きて来たわけでですが、今ある自分に辿り着くまでになんてたくさんの人から学んだり影響を受けてきたんだろうと、改めて思い出させてくれた映画でした。
アクションシーンのダイナミックさといい、溢れんばかりの群集の躍動感といい大画面で見るのがお薦めの作品だと思いますよ〜