とりわけ海外で過剰評価される三島に対して、たとえば身近で人物を知っていた横尾やら野坂の話を読むと、やはり、三島ってのは。。。という気持ちになる。
ということで三島のことをまともに話したかったが、体調等との問題もあり、今回は保留、野坂のエッセイをしこしこ読み継いでいく。
苦労人である、でもよく眺めていると、必死には生きてきたのだが、もともと、だらけた方だったのだろうか、なんて不謹慎にも思ってしまう。
そして「火垂るの墓」。
ともかく、空襲夜逃げ・焼け跡派というのは、例の特攻崩れとおなじで、底の底まで行き着いている。
わたしたち凡人と比べよう、わたしたちの判断でなにか申し立てよう、というほうがもともと無理だと悟ったほうが怪我がすくないだろう。
多くの人を焼くにはどうすればいいか、井桁に並べなくてはならないとか。
わたしたちの私小説的な感想なんて、どこ吹く風という次第なり。
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