前回は、モンシロハネカクシモドキという、小さくて少々マニアックな虫を取り上げた。 今回は、うって変わって、一般受けもするほど大きな虫。 エゾカタビロオサムシである。 2013年4月下旬に近所の東工大キャンパス内で出会って以来、近場では見つけて
むし社発行のBE-KUWA誌で続いているクワガタ・ギネス記録。 ネット上で、見つけた。チビ・ギネスの記録は、これ↓。http://mushi-sha.life.coocan.jp/Kabuto-record-2019.pdf 今年6月にクヌギの樹液でケシキスイ類を探しながら、樹皮に隠れていたのを見つ
一昨日、自宅の外塀に止まっていた小さな流線型のハネカクシ(↓画像再掲)。 上の画像では左後肢が隠れて見えなかったが、ふ節が二股に分かれる奇形だった。 これまで甲虫を数多く採っているが、こういう奇形には自分はほとんど出会っていない。 さて、
今週もかなり忙しかった。 授業のオンライン対応は準備に時間がかかるので、もう勘弁してほしいのだが、世はコロナ第三波という。 自分にとって幸い?なのは、仮に緊急事態が宣言されても、在宅勤務中心の生活は何ら変わらないということ。昆活ももともと
今日は日差しがたっぷりで暖かな日だったが、このところ仕事が忙しくて有効利用できず。 自宅の外塀に、流線型の小さなハネカクシが止まっていた。 ハネカクシは苦手で、これまでは、よほど特徴的なもの以外は見つけても目をつぶる場合が多かったが、この
近場採集ばかりしていると、どうしても毎年同じ季節に同じ場所をなぞることとなってしまう。 しかし、それでも、これまで一度きりしか出会えていない虫も少なくない。 その一つが、モンシロハネカクシダマシである。 2013年9月、台風の影響でミズキの立
Facebookなどを見ていると、水生甲虫は甲虫屋の中で人気があるらしい。しかし、自分のように大きな河川もない都市部の市街地を這いずり回っている甲虫屋にとっては、水生甲虫は縁のない虫の仲間である。 我が地元の目黒区で、ハイイロゲンゴロウくらいは見
昨日の積み草採集ネタの続き。 昨日も書いたが、根に土が付いている積み草には、(タダ)マグソコガネも付いている場合が多かった。 積み草の底の腐った部分には、マグソコガネが他にも潜んでいるのだろう。とすると、多数のマグソコガネが居るはずである
今日は風が止んだので、積み草採集をしに再び中目黒公園へ。 根に土の付いた枯れ草が多く、甲虫はあまり居ない。 ただし、土混じりだと、(タダ)マグソコガネも混じることが多い。 セスジチビハネカクシ。 ここでの常連、ウスキケシマキムシ。 キスイ
今日も晩秋にしては暖かだったが、風が強かった。風が強い日は、虫が採れない。 それでも一応、Go To 駐車場。 やっぱり風が強いとダメ。 いつもなら高い場所でネットに入るムーアシロホシテントウが、低い場所でネットに入る。 とにかく、虫がネットに
11月20日午後8時。気温22度(例によってスマホ表示)。 近所の緑道のヤマブキに、もしかしたらゾウムシが出ているのではないだろうか。 そう考えて、さっそく探ってみる。 ヤマブキは、まだまだ青々としている。 11月も下旬に差し掛かるというのに、花
11月19日の夜9時で、スマホ表示の気温が21℃。 ヒメカンショコガネの最遅見記録でも作れないかと、東工大キャンパスへ。 しかし、広い範囲で雑草がきれいに刈り取られていて、当てが外れる。 ナナホシテントウが壁にぽつり。外灯下でもない場所で、夜に
(タダ)マグソコガネは東京都区部の市街地でも珍しくはないが、犬FNなどの獣FNで見ることは稀である(自分基準)。かつて河川敷では犬FNで多く見かけたことがあるが。 そもそも、冬場のセマダラマグソコガネを除けば、都区部では獣FNにマグソコガネの仲間
今日も暖かな日差し。在宅勤務。やっぱ行ってみますか。 というわけで、来た。 いつものようにガサガサすると、こんな大物が。 キタテハ↑。 小さなムネハラアカクロテントウが、ネットの皺に挟まっていた。 クモガタテントウは、ここでは初めてかも?
一昨日の晩、自宅隣の神社で拾ってきた、マルガタゴミムシの仲間。幸い、♂だった。 その前に、複眼の後方を見ると、やや膨らんだ様子(画像では分かりにくいですね)↓。ニセマルガタの特徴を確認。 で、交尾器を拝見。 逆棘の先端は、今まで見てきた中
一週間ぶりに中目黒公園へ。期待どおり、刈り取られた草が積み増されていた。 しかし、積み増されてから間もないようで、虫は少なかった。 妻と子犬が一緒だったため、探索時間を長く取れず、見つけた虫はわずかだけ。 今日も、ウスキケシマキムシ。この
インディアン・サマー。小春日和。気温20℃。 性懲りもなく、またガサガサ。 暖かとはいえ、甲虫は居るのか? ヒメカメノコテントウは数が増えている。秋のテントウ? モンクチビルテントウは、すっかり定着。外来種として注目されたのは、7−8年前の一
11月中旬にしては暖かな夜。気温は15℃。 久しぶりに、カシの古木の多い隣町の神社に行ってみた。 昨冬、ここで初めてタヌキの溜めFN場ふが見られたが、この冬も同様らしい。しかし、ここの溜めFNでは良い虫を見つけた覚えがない。コブマルエンマコガネ↓
過去の採集個体のタトウに「2013.2.10 都筑 不明ヒメテントウ」という表示があったので、覗いてみると、変形していて展肢も施さずに雑に扱われた標本だったが、それはひと目「ムムム」な個体だった。 そのときの採集画像を整理してみると、以下のようなも
甲虫好きだが、特に堅めの甲虫が好きで、柔らかい甲虫にはあまりワクワクしない。 数年前、自分には縁のないホソコバネカミキリの仲間に米国で初めて出会ったときは、率直に言ってあまり感動しなかった。 しかし、柔らかめの甲虫にも、だんだんと興味が出
夜中にようやく時間ができて、隣の神社と自宅の猫の額だけ探索。 気温は11℃。 見つけた甲虫↓。 セモンホソオオキノコも、意外と低温に強いようだ。
我が家の外塀。 ときどき、甲虫が止まっている。 今朝は、ニレハムシ↓。 こんな時期に珍しいと思ったが、何年か前の1月に落ち葉篩いでニレハムシを見つけたことがある。数は限られているだろうが、このハムシも成虫で越冬するのだ。 カブトムシのイメ
昨日の中目黒公園ネタの続き。 都区部で最も普通に見られる甲虫種の一つ、ルリマルノミハムシ。早春と晩秋と、いずれも見られる。もしかしたら盛夏には見られないのだろうか? 草むらで適当にビーティングをしたら、イチゴハムシが1頭見つかった。この公
久しぶりに、中目黒公園へ。 草むらの草が刈られている頃なので、枯れ草で小さな甲虫狙い。期待どおり、刈られた草が積まれていた↓。 しかし、刈られてまだ時間があまり経っていない様子で、虫は少なかった。以下、ピンボケ画像が多いことにご容赦願う。
今日も朝の犬の散歩以外は、夜まで外に出ず。在宅勤務で忙しいと、運動不足が必至である。 夜にぶらっと出かけても、さすがに晩秋、虫にはあまり出会えない。 今更ながらお聞きするのも恥ずかしいのですが、この蛹(繭?)をよく見るのですが、何の仲間の
この秋は隣の神社のシラフチビマルトゲムシがよく目につく。 10月28日(日記で報告済み)に次いで、11月1日、そして今晩(5日)も、交尾中のペア個体が見られた。 新成虫がぞろぞろ出てくるのが、4月上旬。こんどは新成虫の数が増えそう? 今晩は、大ケ
再び、マルガタゴミムシまたはニセマルガタゴミムシの♂の交尾器をいくつか抜いてみた。 すると、さらに迷路に。 逆棘の形状は、明確な違いが見えてこない。オコックさんからお教えいただいた内袋の毛茸の暗褐色部分の広がりに差を見い出せたが、それは絶
月曜から水曜までは、メチャ忙しい。オンライン授業の準備に時間がかかるからだ。コロナ、マジ早いところ収束してほしい。まあ、今学期はあきらめ。 昆活は、夜の隣の神社の散策のみ。 夜の地面は意外と甲虫が見つかる。ライトに反射するからだ。 気温14
今採集シーズンでずっと個人的に合点がいかなかったのは、例年よく目にするエチゴキバネハムシダマシ(旧称ニセハムシダマシ)を見ていないことだった。 今シーズンは笹薮ガサガサ、カシノナガキクイムシの追跡、久しぶりのFN虫探しなど、いつもと違うこと
今日は、家族で犬と外出。 渋谷区某所のペットショップに行ったら、俳優の吉田〇太郎氏が奥さんらしき人と愛犬を連れて来ていた。次女の犬に「可愛いね」と声を掛けてくれたらしいが、あいにく犬は臆病なため逃げ出したようだ。 さすがに写真を撮ることは