過去の採集個体のタトウに「2013.2.10 都筑 不明ヒメテントウ」という表示があったので、覗いてみると、変形していて展肢も施さずに雑に扱われた標本だったが、それはひと目「ムムム」な個体だった。
そのときの採集画像を整理してみると、以下のようなものである(すっかり忘れていた)。
2013年2月10日、横浜市都筑区の公園で、ケヤキ樹皮めくり。お、ヨツモンヒメテントウ(↓画像右)。
何かの蛹↓も付いていたので、ついでに持って帰る。
その蛹が、自宅で羽化。2月17日撮影↓。
体長3mm。今さらながら、外来種のハラアカクロテントウではないだろうか。
変形した標本をひっくり返すと↓、腹だけでなく、後胸部も赤い?
おそらく、羽化したてのまま〆てしまったからではないか。変形したのも、体が固まっていなかったからだろう。
ハラアカクロテントウで正しければ、神奈川県でも既にこの時期に進出していたということである。また、ハラアカクロテントウは蛹で越冬する(こともある)ということが、これで分かる。
いずれにしても、ハラアカクロテントウ(であるとすれば)は自己初採集である。
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