お腹の具合が十分に回復せず、今日の都区部某所調査は参加を見送った。体調不良での不参加は初めてかもしれない。
かと言って、ずっと家に引きこもっているのもつまらないので、近場の東工大へ出かけてみた。
予想していたよりも、木々の芽吹きは遅い。サクラが咲き残っているくらいだから、それはそうか。自分の感覚が今年の季節進行にアジャストできていないのだ。
カエデの花を掬ってみると、カミキリムシは全く入らず、小さなケシキスイやヒテントウムシとか。
先日の多摩川台公園でもそうだったが、マメチビケシキスイがカエデの花に来ている。シロツメクサのスイープで採るイメージを持っていたが、そればかりではないのだ。
カシルリオトシブミは都区部でもドがつく普通種だが、よく見ると美麗種。
都区部での春の花救いの定番、アオグロカミキリモドキ。一方、郊外に多いモモブトカミキリモドキは我が近場では見られない。
体力がなくて、直ぐにヘタってしまった。3時間の密な調査に参加せずに正解だった。
ついでに昨年ナラ枯れ虫をいくつか採ったコナラ落ち枝ポイントへ行ってみると、なんと、情景が一変していた。コナラ大木3本などが伐られ、土場ができていたのだ。
とりあえず、叩けるところを叩いてみた。すると、先日の多摩川台公園の時に次いで、クロタマキスイが落ちた。
クロタマキスイは生態が分からず、ケヤキ樹皮下での越冬個体をごくたまに見つけるくらいだったが、春早いうちに飛び回っているようである。
さて、この土場、いつまで残されるのか分からないが、今後どうやって攻めよう。FITをしてもいいかもしれないし、JUNさんに倣って夕刻に空中スイープを試みてみるか。
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