私が住んでいる町は、目黒区平町(たいらまち)。二丁目までしかない、小さな町である。「平」というのに、坂が多い。今日は町内のネタ。
4月末に多くのツノヒゲボソゾウムシを観察した、緩衝区画(区の所有?)のツツジ。
先日の土曜日に見てみたところ、適度に放置されているおかげか、ツツジトゲムネサルゾウムシの食痕が多く見られた。しかし、成虫は少なく、金網の外に伸びた葉をガサガサして、ようやく1頭。
ツツジトゲムネサルゾウムシは、小さい上に出現期が限定的(主に6月上中旬)なことから、これまで目に入らなかったのだろう。食痕は生息を確認するのに有効な手段である。
その直ぐ近くにあるマンションの植栽が、サンゴジュハムシにひどくやられていた。
スマホのアプリは、この植物をアメリカマンサクと同定。サンゴジュハムシはガマズミの仲間以外にも食べるのだ。それとも、アプリは信頼できるのか?
そして昨日。町内で注目していた空き家の竹垣で、タケトラカミキリを確認。犬の散歩中に見つけたポイントで、犬の散歩も役に立つ。
さらに、自宅からもっと近い場所(30m)でもタケトラカミキリを確認。ここはパッと見タケトラらしき脱出口が少なかったので、見つかるとは思わなかった。
近所から竹垣自体はどんどん減っているが、少しでも残っていればタケトラカミキリはちゃんと生息を続けてくれているようだ。町内に2か所もポイントがあるのは心強いが、空き家の竹垣の方は残念ながら存続は相当に危うい。
ログインしてコメントを確認・投稿する