昨日は日記をサボったので、今日は少し早めに長めの日記をアップ。
昨日の午後は、休暇を取って(と言っても自営のようなサラリーマンだから勤務時間はほぼ自分で決められる)、2年ぶりに狛江河川敷へ。
狛江市の多摩川河川敷に、かつてヒラタクワガタ採りに毎晩のように通ったのは、もうかれこれ20年近く前となる。今思うと、元気だったものだ。
さて、現地に着くと、工事関係者が入っていた。堤防を高くするらしい。やはり2年前の台風のインパクトは強かったのだ。
そして、河川敷に足を踏み入れて、愕然とした。あわよくばヒラタクワガタでも、と期待していたカワヤナギの列が、ごっそりなくなっていて、そこは大きな水溜まりとなっていた。
あちこち歩き回るが、何とかクワガタ探しに適したヤナギは、自分が見たところ数本のみ。小型ライトとピンセットを手に持っても、あえなくコクワガタと遭遇したのみに終わった。
かつてはクワガタ(特にヒラタ)採集のパラダイスだったのに、しばらくは期待できない状況が続きそうだ。ヤナギやオニグルミの若木の成長速度は速いが、それでも回復には時間がかかるだろう。
それではと、ピンセットを長網に持ち替えて、オニグルミなどの葉をスイープ。カラカネチビナカボソタマムシ↓。この場所でスイープなどをやったことがないこともあり、自己初採集。
すると、なんと、我が虫の師匠、P.kawadai氏とひょっこり出くわしてしまった。事前に連絡を差し上げようと思いつつできずにいたほどなので、あまりの偶然にびっくり。
虫の成果は乏しくても、久しぶりにP.kawadaiさんと話ができたのは何よりのことだった。
しばらく一緒に虫探しをした後、別れを告げて自転車で去り行くP.kawadaiさん↓。自転車に乗っていても、目は虫を追っている…
以下、乏しい採集個体。
これ↓はエノキ立枯れで採集したもので、ムネアカナガタマムシのムネミドリ版ではないかと思っている。JUNさんが以前そのような個体を河川敷で採っておられた覚えがある。
カラカネチビナカボソタマムシ↓。
クチブトコメツキ、でいいだろうか↓。体長8mm弱。
クロスジクチボソコメツキ、でいいだろうか↓。体長4mm強〜5mm強。オニグルミのスイープで。クロスジの斑紋のない個体もいた。
ササジツツガタシバンムシ?↓ 以前なら、フルホンシバンムシ、と書いただろう。
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