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2020年12月17日17:37

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★日めくりレシピ(鮭のおにぎり茶漬け)★

[難易度:2、時間:20分]
お料理バトル漫画「食戟のソーマ」初期のエピソード。
主人公が転入した料理学校の寮で先輩(実は十傑と呼ばれる学校でトップ10に入る料理の強者)に料理勝負を挑まれる話がありました。
先輩がさわらで一品作ったのを受けて主人公もメイン食材にサワラを選んで夜食を一品作ります。それがこの料理の変形版「さわらのおにぎり茶漬け」でした。
焼いたさわらをおにぎりの具材にしてそれにお茶をかけました♪
だとお話にならないのですがサワラをポワレという技法で焼いたというのがポイント。
皮の厚い魚をフランス料理のポワレの技法で焼くと皮はザクザク、身はふっくらに仕上がるんですね。
前からいっぺん食べてみたいなと思っていてちょうど塩鮭の手持ちがあったので作ってみました。

[材料](1人分)
 ・ご飯:1膳分
 ・塩:適宜
 ・塩鮭:半切れ
 ・オリーブオイル:26g(大匙2)
 ・ほうじ茶:適宜

[作り方]
 1.フライパンにオリーブオイルを入れその上に塩鮭の皮を下にして入れて弱めの中火にかけます。オリーブオイルがふつふつと泡を立て始めたら小ぶりのスプーンで掬って鮭の身に回しがけます。これを休みなく5分繰り返して鮭をひっくり返して今度は皮にひっきりなしに油を5分かけます。
 2.1.の骨を取り身を粗くほぐします。
 3.ご飯でおにぎりを作ってお茶碗に入れ鮭を差し込んで整形します(かなり豪快なヴィジュアルになります)。
 4.ほうじ茶を回しがければできあがり。

[備考]
 ・皮はざっくざく、身はほっこりとやわらかくて食感の楽しめる具材です。おにぎりの塩気がいい塩梅にお茶に溶けて味も丁度良い感じでした。
 ・原作では塩鮭ではなくさわらを使っているのでお茶は塩気のある梅昆布茶をチョイスしていましたね。出汁が利いて美味しそう。
 ・原作準拠で油をひっきりなしに回しがけるアロゼの技法を使っていますが一般にアロゼは肉料理に使われる手法で、魚料理では行いません(肉の脂は旨味になるのに対して魚の脂は臭みがあるため)。なので油はかけずに多めのオリーブオイルに弱めの火加減で10分くらいかけて両面焼くのが吉かもです。

ということで、よければ一度お試しください。
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