今日の自己タトウ採集のネタは、コナガ(コフトナガ)コメツキの仲間。
コフトナガコメツキは目黒区内でこれまで2頭採集しているが、今年の8月上旬、同じく目黒区内で少しだけ趣の異なる個体を採集した(2020年8月6日付拙日記参照)。
そして今般、10年前の2010年7月に高尾山で、同じようなコメツキムシを採集していたことに気が付いた(2010年7月28日付拙日記参照)。
そのときの拙日記では、米屋さんよりコフトナガとフトナガの二つの可能性をご指摘いただいているが、クワガタ以外は駆出し採集者だった当時の自分には難しすぎる次元の話で、その後忘却してしまっていたのだ(米屋さん、すみません)。
それが、これ。
この個体も、この8月の個体と同様に、触角第3節が第2節よりやや長く↓、また、手元のコフトナガと比べると体が少し幅広い。
フトナガコメツキの可能性を探ってみたいのだが、触角第2・3節の比較や体の幅だけで決められるものでもないのだろう。そもそもフトナガコメツキのプレート標本の画像さえ見たことがないので、これもとりあえずはコフトナガとして保留しておくしかないか。
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