今年見つけたオオメ（13個体）とエチゴ（25個体）の内訳は、次のとおり。
見つけた月
5月：オ0エ3
6月：オ6エ7
7月：オ5エ2
8月：オ1エ0
9月：オ1エ3
10月：オ0エ8
11月：オ0エ2
見つけた場所：� 〕嫋紂兵�幹上を含む）
オ：9 / 13（13個体中9個体、という意味です）
エ：1 / 25
�◆（評紂平郵�物上）
オ：4 / 13
エ：12 / 25
�� 地面上
オ：0 / 13
エ：12 / 25
見つけた時間帯：夜間
オ：3 / 13
エ：12 / 25（すべて地面上）
都区外で見つけた2（3）個体の内訳（カッコ内は、写真撮影していない1個体を含む場合）
オ：2 / 2（3 / 3）
エ：0 / 2（0 / 3）
以上から、とりあえず次の点が指摘できる。
１：エチゴの方が活動期間が長そうである（特に秋）。
２：見つかる場所はオオメは葉など植物の上が多く、エチゴは人工物や地面上が多い。
３：エチゴは夜間に地面上に居ることがある（落ち葉を食べる）が、オオメではそのような生態は見られない。
４：都区部以外では、エチゴを見つけていない（今年のサンプル数は少ないが）
要するに、エチゴは虫屋が目を配らないような「つまらない」場所で見つかる。都区部といえども、緑地で調査をすれば、エチゴは引っ掛からない可能性が高いのである。市街地内の壁の上や、夜間の（庭などの）地面の上などで、虫を探す人は少ないだろう。また、エチゴは何故か都区部に多いというのも、おそらく事実だと思われる（このような例には、他にトラフコメツキがある）。
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