[難易度:2、時間:10分]
料理に少量添えて用いられる香りや味の強い香味料のことを薬味と言います。
すぐに思い浮かぶものとしてはネギや大根おろし、生姜やニンニクでしょうか。ほかにもニラ、三つ葉、茗荷、わさびなど意外にたくさんあります。
普段は料理の引き立て役になる薬味ですが、実はソースを形成する主役になることもできるのです。
たとえば、今日の料理。パスタの構成要素は2つ。麺とソースです。そしてソースは肉や魚の具材を必ずしも必要としません。こういうシンプルなソースの方が却って飽きが来なかったりするのです。
[材料](1人分)
・スパゲティ:100〜120g
・ツナ缶の煮汁:1缶分
・塩:2g(小匙1/3)
・生姜:スライス2〜3枚
・焼海苔:2〜3枚
[作り方]
1.湯を沸かしてスパゲティをパッケージの規定量−1分茹でます。
2.1.をやっている間に生姜はみじん切りにしツナ缶の煮汁、塩と一緒にフライパンに合わせます。焼き海苔は料理バサミで細切りにします。
3.茹で上がったスパゲティをザルに揚げて水気をよく切り、2.のフライパンに投入します。これを中火にかけてトングでよく和えます。皿に盛り付け焼海苔を散らせばできあがり。
[備考]
・シンプルなパスタソースですが生姜のピリッとした風味と塩がよく合っています。なにげにツナ缶の煮汁の風味がそれをアシストしてくれていて良い感じ。
・このレシピの段取りポイントはスパゲティを茹でる時間です。お湯を沸かす+スパゲティを茹でる約10分間で残りの調理をこなせばちょうど10分でいただきますができます。
・想像に難くないと思いますが、この料理はツナで別の料理を作った残り物で作りました。ツナ缶の煮汁って調味料にもなるのですよ。
・薬味だけを使ったシンプルが信条のソースですが、あり合せであとねぎ、すりごま、鰹節、たたき梅、コブの佃煮(みじん切り)など加えると風味がオーケストラ化されて楽しいですよ。
ということで、よければ一度お試しください。
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