今日のお弁当『この世界の片隅で戴くお弁当』　３日目

今日のお弁当。テーマは「この世界の片隅で戴くお弁当」。週末に観て来た「この世界の片隅に」にとても感動したので、ランチタイムに物語の世界観に浸ってみようという企画の３日目です。
メインは『肉じゃが』。え、わりと贅沢なおかずじゃんと言うなかれ。「この世界の片隅に」の舞台となった呉市は肉じゃが発祥の地の一つ。呉市と舞鶴市は長年、肉じゃが発祥の地を争ってきた間柄ではありますが、発祥に関わった人物は同じでかの東郷平八郎閣下です。イギリスで食べたビーフシチューが美味しかったので料理長に作れと命じたのですが、そんな料理を端から知らない料理長が作ったらこうなってしまったという。閣下は呉と舞鶴いずれの鎮守府にも赴任しているのでどの時期に作られたかがポイントなんでしょうね。で、呉の肉じゃがは人参やグリーンピースが入らず肉、玉ねぎ、ジャガイモオンリーなのが特徴だよ。
とまれ、今日の肉じゃがのお肉はちょっと粗食で豚肉^^;　いや、牛肉は高いから。
サブは水菜の胡麻サラダ。すり胡麻、焼き海苔、鰹節をまぶしてオリーブオイルと醤油で和えたシンプルなサラダです。いつもでっかいボールいっぱいに作るのですが、たった数分で消滅してしまう絶品料理なのだ。
箸休めは引き続き自家製の「茄子の浅漬け」、汁物はうす揚げの味噌汁です。戦時中はお豆腐もままならなかったんだろうなぁ。