今日のお弁当。テーマは『大つごもり』。大つごもりというのは大みそかの別称です。なんで、今頃になって大晦日? というなかれ。今週末2月4日は立春。江戸時代はこの日が元日で新しい年の始まりだったのです。冬真っ盛りにある新暦の1月1日よりだいぶ季節感が合ってますよね。
江戸の時代なら今週はまさに年の瀬。蕎麦を食べながら年の別れをする頃です。ということで、何かしら蕎麦料理をあしらったお弁当をこしらえて、江戸情緒あふれる年の瀬を楽しもうという企画です。
1日目は『稲荷蕎麦』。いなり揚げに寿司飯の代わりに蕎麦を詰めた料理です。オクラやキュウリなどを一緒に詰めるらしいのですが、今日は貝割れ、錦糸卵、小海老を加えて自家製の蕎麦の本返しで和えております。
おかずは中華料理の『白切鶏(パイセイチィ)』。鶏肉の冷菜です。ま、メインがかなり変化球な蕎麦料理なのでおかずもちょっとひねりを加えて中華にしてみました。
箸休めは『柚子大根』。薄く切った大根を柚子の果汁を加えた甘酢で浅漬けにしています。
汁物は『干しえのきのすまし汁』。これ、風味が良くて美味しいんですよね。
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