[難易度:2、時間:15分]
昭和の時代に比べて今のスーパーやコンビニのお惣菜って進化したと思うのですがどうでしょう?
まず、種類が圧倒的に豊富になった気がします。加えて、如何にもパートのおばちゃんが集まって手作りしましたという雰囲気だった料理が随分洗練された気がします。何より独り暮らしの人向けの少量パックが考案されるなど同じ料理でもパックの大小が選べる細かい気遣いがされているのが嬉しいですね。
かく言う自分も夕飯を作るのが面倒な折りにスーパーのお惣菜のお世話になっています。最近ちょっとハマっているのが東急ストアの『骨なしチキンの甘辛揚』。厚めの衣を付けたチキン(たぶん、胸肉)を甘辛いタレで炒め直しているちょっと凝った一品です。昨日、別のスーパーに寄ったら地鶏30%OFFのポップを見掛けまして、ふと思ったのです。『骨なしチキンの甘辛揚』は美味しいけど、よく考えたら自分で作れるじゃん。というか、自分で作ったらたぶんあれを超える味が出せるじゃん(傲慢
)。というわけで、ささみを買って帰って作ってみました。
[材料](2人分)
・ささみ:3本
・揚げ油:52g(大匙4)
[衣パート]
・マヨネーズ:少々
・薄力粉:適宜
・塩:少々
・山椒:少々
[調味料パート]
・濃口醤油:18g(大匙1)
・味醂:18g(大匙1)
・砂糖:9g(大匙1)
・酢又はレモン果汁:5g(小匙1)
[作り方]
1.ささみは筋を取って3〜4等分のそぎ切りにします。少量の水で薄く伸ばしたマヨネーズをまぶし更に[衣パート]の残りをまぶします。
2.フライパンに揚げ油を張り180度に加熱します。これに1.を入れ1分半揚げたらひっくり返して更に1分半揚げます。
3.2.のフライパンの揚げ油をオイルストッカーに戻したら洗わずに[調味料パート]を加えて中火にかけます。煮立ってきたら2.を加えて弱めの中火にして絡めながら煮詰めます。
4.徐々に火を弱めながらほぼ汁気がなくなるまで煮詰めればできあがり。
[備考]
・スーパーのお惣菜に比べると甘さ控えめな感じですがきりっとした味に仕上がってなかなかGOODです。衣に山椒の風味を利かせているのも楽しい。
・こういった甘辛のタレは酸味を利かせるとさっぱり仕上がります。自分的にはお酢よりレモン果汁の方がお薦めかな。
・揚げ油をごく少量にして揚げ焼きにしているのでヘルシーです。
・今回は贅沢にささみを使ってみたのですが胸肉でも美味しくできますよ〜
ということで、よければ一度お試しください。
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