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2015年10月27日06:26

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今日のお弁当。『三都物語』 二日目

今日のお弁当。京都、大阪、神戸の味めぐりテーマ「三都物語」の二日目、大阪編です。
メインは串なし串カツ。「それって、単なる一口カツちゃうん?」というなかれ、大阪の串カツ屋さんよろしく豚肉以外もいろいろ取り合わせて揚げているのです。大阪の串カツ屋さんに行かれた方はご存知だと思うのですが、お品書きを見ると「えっ? こんなものも揚げるの?」という変わった串揚げが並んでいます。
想像するにこの変わり揚げの由来って、大阪人が大事にする「しまつ」の心にあるんじゃないのでしょうか? 家で串カツを作ると豚肉だけではちょっとボリュームが足りない。よっしゃ、冷蔵庫にあった野菜も揚げたろとお母ちゃんがいっしょくたに串に刺す。かくして傷みかけてた野菜も無事、家族の胃袋に収まるという寸法(をい)。家族もそんなつましい食事を卑下することなく、「こんなもんまで揚げよった」と笑いの種にするのは大阪人ならではのおおらかさ(というかお笑い好き)。そんな料理をまた店のお品書きに並べて商売にしてしまうところは商魂たくましい……などと想像をたくましくしてみましたあせあせ
で、今日のお弁当には定番のカツ以外にレバカツ(夕飯のレバニラ炒めの豚レバーをシェア)、じゃがいも、ハム巻き牛蒡が入ってます。衣は天ぷら粉に浸けた後にパン粉をまぶしているのでさっくさく。実はこの衣と特製ソースのレシピで一時期、CookPadの串カツ部門一位をキープしておりましたと、ちょっと自慢。
サブはキャベツ焼き。これも大阪ではあっちこっちでお店を見掛けます。けど、別に奇をてらって大阪らしさを強調したわけではありません。↑のように串カツを作るとどうしても天ぷら粉とパン粉が半端に残るのです。捨てるのは勿体ないのでもう一品を粉もんにしてそこに混ぜ込んでしまったという。
これぞ、大阪の「しまつ」。合理的なケチというやつです。
箸休めは京都編とシェアして『酢だこ』です。
汁物は肉吸い。吉本新喜劇の芸人さんが「肉うどん、うどん抜きで」と注文したのが発端の肉入り吸い物。大阪で単に肉と言えば牛肉なのですが、今日は豚肉……これはしまつでもなんでもなくて月末給料日前で生活費が乏しかっただけですあせあせ
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