牧場訪問が不発に終わったので、帰りに、近場の森の小さな河原に立ち寄って、マルクビゴミムシの追加を狙う。人の気配のほとんどない場所なので、公園警察にはまず見つからないだろう。
多くの石をめくっても、ゴミムシがどんどん走り出す、という状況ではけっしてない。しかし、そこそこ見つかる。
ゴミムシの優占種は、緑がかった色をした、これ↓。アトキリゴミムシの仲間かと思ったが、そうではないようだ。たぶん、
Agonum extensiocolle。
そうこうしているうちに、マルクビゴミムシ
Nebria をようやく1頭捕獲。
やがて首尾よくもう1頭、と思ったら・・・
うーん、残念ながらマルクビゴミムシとは違うようだ(画像左。画像右はマルクビゴミムシ)。
さて、手元の北米東部甲虫図鑑においては、オサムシ科(Carabidae)に、ゴミムシ・オサムシだけでなく、ハンミョウやセスジムシも含めている。そして、それら多くの種の中で、このマルクビゴミムシを一番最初に載せている。順番を言うと、マルクビゴミムシ、メダカゴミムシ、カタビロオサムシ、オサムシ、セダカオサムシ、ハンミョウ、カワラゴミムシ、ヒョウタンゴミムシ、セスジムシ・・・(以下省略)、となっている。
分類上の順番は、学者によりまちまちなのだろうけれど、どういう基準なのだろう?
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