[難易度:1、時間:3分](スープを冷蔵庫で冷やす時間は含めていません)
「夏場はだいたいかき氷を主食にしている」
なんてことをおっしゃる先輩が大学時代におりました。
1980年代の話ですから今から考えると「それくらいの暑さでなんと軟弱な」と嗤ってしまいそうです。けどまあ、21世紀の夏が桁違いに暑くなることを知らなかったあの頃でも夏は十分暑かった。三度の飯を全部かき氷にしても良いと思っちゃう気持ちはわからないでもないです。
ただ、かき氷の主原料はただの水ですから21世紀的なことを言わせてもらえればせめてアイソトニック飲料で作った氷を使った方が効率の良い水分補給ができるよなんていらぬお節介を焼きたくなりますがw
ま、三食かき氷は極端ですが夏場に冷たいものを食べたくなる、飲みたくなるのは人情。間食だけでなく主食でもひんやり冷えた皿が欲しくなります。
冷やし中華、冷製パスタ、中華冷菜、おばんざいなどなど。加えてキンキンに冷えたスープなんかも嬉しいですね。
過日、ランチに熱くて辛いドリアを作ったのですが「ならばスープは冷たくて甘いやつが良い」なんて考えてしまってレモネード的な発想を軸にこんなスープをこしらえてみました。主菜と好対照で美味しかったのでレシピをメモしておきます。
[材料](1人分)
・きゅうり:半本
[スープパート]
・昆布出汁:200g(カップ1)
・塩:1g(小匙1/6)
・レモン果汁:10g(小匙2)
・アップルビネガー:5g(小匙1)
・蜂蜜:7g(小匙1)
[作り方]
1.きゅうりは両端を落として塩もみし、縦に4つ割にします。更に3mm厚の小口切りにします。
2.器に[スープパート]を合わせてよく混ぜます。きゅうりを加えて冷蔵庫でしっかり冷やせばできあがり。
[備考]
・甘酸っぱい味わいなのであまりスープっぽくない味です。けど果実酢の酸味とはちみつの甘み、そして塩分は夏バテ気味の体にはなんとも嬉しいごちそうになります。
・このレシピではアップルビネガーを使っていますが今はざくろ、ブルーベリー、梅酢など「飲むお酢」もいろいろな種類のものが売られていますのでお好みでいろいろ試してみてください。
・ただ果実酢はけっこうクセのあるものが多いので味の好みが分かれるところ。自分に合ったお酢を見つけてくださいね。
・具材は他にもトマトやオクラなど生で食べられる夏野菜をいろいろ加えると楽しいです。茄子や冬瓜なども軽く下茹でしてから加えれば美味しくいただけますよ。
ということで、よければ一度お試しください。
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