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2021年05月16日20:22

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継続的に出現する虫と、忽然と姿を消す虫

 今日は朝のうちに東工大キャンパスの2か所だけをチェック。

 一つは、この洞のあるアカメガシワ。
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 少し風があったせいか、葉裏に止まっている影はない。

 しかし、根本近くの幹上に1頭、小型の♂を発見。
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 季節物なので記念写真。

 もう一か所は、ギシギシが密に生えている場所。
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 今年はイチゴハムシを1頭も見ていないので、確認したかったのだ。

 ところが、今日も、見当たらない。去年はコロナ禍で構内閉鎖の時期もあり、継続的に観察できなかったが、春先には確かに居た。一昨年までは多数居た。しかし、今年は姿を消してしまったようだ。

 2014年からの米国赴任前には、この場所でイチゴハムシを見たことがなく、帰国後に初確認。イチゴハムシが、それまで優占種だったコガタルリハムシを追い出していた。

 忽然と群れが姿を見せたのだから、忽然と群れが姿を消すこともあるのだろう。環境が変わったようには見えないのに、虫って不思議なものである。

 ギシギシの葉上に居た、小さなサルゾウムシのペア↓(ピンボケ容赦)。
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 タデノクチブトサルゾウムシのようだ。
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 一昨年、同じポイントでアカアシクチブトサルゾウムシを見つけたつもりでいたが、それもタデだったのかもしれない。両種の違いが微妙なため、検討中。
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