水曜日の多摩川河川敷ネタの続き。
川崎市の多摩区登戸のポイントは、昨年足繁く通った中原区等々力のポイントより10km以上上流に位置する。中原区等々力にはヤナギはあっても河原はほとんどないが、多摩区登戸〜中野島のポイントは広い河原があるのが特徴である。
ヤナギヒメテントウは、ヤナギのスイーピング・ビーティングでしばしば見つかった。下流の中原区より数が多そうだ。
とあるヤナギのビーティングで、オバケデオネスイが落ちた。アナバケは採ったことがあるが、オバケは自己初採集かもしれない。
この日もチャバネキクイゾウムシがヤナギから採れた。
河川敷から引き揚げようとするとき、こんな竹藪↓が気になった。
叩いてみると、ムネハラアカクロテントウが数頭落ちた。このテントウは、やはり竹藪からよく見つかる。
そして、キクイゾウムシが1頭落ちた。触角を見ると、ササチャバネの方だった(触角の柄節の先端近くが屈曲しているのが特徴)。
ササチャバネキクイゾウムシは、これまで鎌倉で8月にしか採ったことがなかったので、こんな時期にも出現しているのは意外だった。
終わりに、コヤツボシツツハムシについて。JUNさんからのご教示を受け、上翅に薄い黄紋があって触角が細いのは、♀であることが分かった。↓3♂♂1♀、である。
♂交尾器↓。
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