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日記一覧
- 読書紹介1702・「お世話され上手」
- 2018年01月31日12:32
●「お世話され上手」 釈徹宗著 ミシマ社 1600円 現代人の「人の世話にならない」ように思う心を、著者は「傲慢」だと批判する。それは、人間とはそもそも「人と人との関係」でなりたつもので、人の世話にならずに生きることはできないからである。そこで
- 読書紹介1701・「不便から生まれるデザイン」
- 2018年01月31日12:30
●「不便から生まれるデザイン」 川上浩司著 化学同人 11年版 1700円 便利の「害」と、不便の「益」を論じている。あまりにも便利なものは、ブラックボックスを多く作り、人の工夫とか習熟を阻害する。そこで、便利なものにわざと「不便」を入れ込んでみ
- 読書紹介1700・「ユダヤ人の贈り物ーー文明をつくりだした砂漠の遊牧民」
- 2018年01月28日11:43
●「ユダヤ人の贈り物ーー文明をつくりだした砂漠の遊牧民」 トマス・ケイヒル著 青土社 99年版 2600円 「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問いに、明快な答えを言える人は少ない。シュメールの昔から、ハンムラビ法典（前1700年頃）でも同害復讐
- 読書紹介1699・「ギリシア人の物語�掘次漆靴靴�力」
- 2018年01月22日08:20
●「ギリシア人の物語�掘次漆靴靴�力」 塩野七生著 新潮社 17年版 3200円 ヘレニズム文明を築いたアレキサンドロス大王の東征（前334）の物語。�挟�で、アテネがスパルタに敗れたことで、アテネは軍事力だけではなく、エーゲ海の制海権及び経済圏が失
- 読書紹介1698・「ソルハ」
- 2018年01月18日11:16
●「ソルハ」 帚木蓬生著 あかね書房 10年版 1400円 ソルハとは「平和」のこと。本書では、アフガニスタンのカブール（首都100万人口）に住む、少女ビビ一家の物語。 アフガニスタンで知っていることは、1979年にソ連軍が侵攻したこと。アフガニスタン
- 読書紹介1697・「ギリシア人が来た道」
- 2018年01月09日13:08
●「ギリシア人が来た道」 トマス・ケイヒル著 青土社 05年版 2800円 最近のＴＶドラマ「相棒」で、「正義」に絶望した10代の青年に主人公がかけた言葉が印象的だった。人間の人工物である「正義」という木の根は、まだしっかり根を張るに至ってはいない
- 読書紹介1696・「見当たり捜査官」
- 2018年01月09日13:04
●「見当たり捜査官」 戸梶圭太著 双葉社 10年版 1600円 警視庁に「見当たり捜査官」という職人技の刑事がいると聞いていたので、興味をそそられて読んだ本。「見当たり捜査官」とは、指名手配犯を見つけ逮捕する刑事のこと。チームを組まず、単独で街中
