●「探偵が腕貫を外すとき」 西澤保彦著 実業之日本社 14年版 1200円 鉛筆のように細く、尖った風貌。ちょっと眼を逸した次の瞬間には、消え去っていそうな、幽霊の如く存在感が希薄。そのくせ、丸いフレームのメガネの奥の双眸だけは、見えない光を静か
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●「円卓」 西加奈子著 文春文庫 13年版 470円 主人公は、小3の琴子こと「こっこ」。皆と変わったことに憧れる少女であった。同級生のめぐみちゃんが「ものもらい」で眼帯をしているのに憧れ、自分も偽って保健室で眼帯をしてもらったりするのだ。こっこ
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