今日は午後から天気が荒れるというので、風の穏やかな午前中に短時間出かけた。狙いは、多摩川台公園と河川敷でマツのガサガサである。
公園でツツジに目をやると、ツツジコブハムシは居なかったが、ツツジトゲムネサルゾウムシは1頭見つかった。この時期に狙って探すと、近場でも意外と見つかるのかもしれない。
さて、ツツジのゾウムシといえば、我が家の近所で多数が発生した例がある。
↓同じ町内の環状七号線沿いにある、金網塀で囲まれた緩衝地(おそらく公の所有だろうが、目的がよく分からない場所)。残念ながら中には入れない。
5月3日に別の場所へ立ち寄る途中で中を覗いたところ、ツツジの葉にゾウムシらしき食痕が多数認められた。
その食痕の主は、ツノヒゲボソゾウムシ。ちょうど繁殖期だったのか、つがいが何組か見られた。いずれも金網越しに撮影。
ヒゲボソゾウムシといえば「養老虫」だが、近所で普通に見られる養老虫はこのツノヒゲボソゾウムシのみ。しかし、これほどまとまって見られたのは、自己初の経験。
こうしてペアの営みを見ると、♀の方が上翅から鱗片が落ちるいわゆる「擦れ」個体になりやすいのが、よく分かる。
今日のマツのガサガサの結果は、また明日の日記で。
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