このジメジメ感、関東ももうほとんど梅雨ですね。
さて、ネタは土曜に遡る。
午前中はよく晴れていた。多摩川台公園から多摩川河川敷へ、短時間だけ虫探索。
河川敷のクロマツ↓。かつての読売巨人軍のグラウンド近く。あわよくばクリサキテントウの追加を。
しかし、ナミテントウすら一つもネットに入らず。風が少々あって、ネットの扱いが難しい日だった。
その代わり、何故かシラホシナガタマムシ。
また、オニヒメテントウを初めてマツから採った。
この日は河川敷のシロツメクサのスイーピングはしなかったが、その場所で小さなコメツキムシが1頭だけ目に留まったので、採集。
持ち帰って検鏡すると、先週採ったクロツヤミズギワコメツキとはどうやら違う。残念ながら♀で、ゲニは確認できない。
全身比較↓(上:先週のクロツヤ♀、下:今週の個体、以下同じ)
触角比較↓(クロツヤは第3節から色が濃いが、下の個体の第3節は黄色)
前胸背板の点刻比較↓(クロツヤは点刻が大きく疎だが、下の個体は小さく密)
JUNさんの神奈川虫報での解説によれば、今週の個体(下の個体)は、カントウツヤミズギワコメツキらしい。この多摩川河川敷はJUNさんのフィールドからだいぶ下流になるが、やはり両種がピンポイントで混棲しているようだ。
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