mixiユーザー(id:4991516)

2020年11月24日20:27

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水生甲虫は縁遠い

 Facebookなどを見ていると、水生甲虫は甲虫屋の中で人気があるらしい。しかし、自分のように大きな河川もない都市部の市街地を這いずり回っている甲虫屋にとっては、水生甲虫は縁のない虫の仲間である。

 我が地元の目黒区で、ハイイロゲンゴロウくらいは見つからないものかと思っているのだが、その探索に時間を投下していないこともあって、いまだに見つからないでいる(実際には、駒場野公園の池や田んぼにはハイゲンは出現するようだ)。

 自分が目黒区で唯一水生甲虫を採ったのは、ヒラタドロムシ。駒場の東京大学構内の、河川とはおよそ縁遠い場所に、何故かポツンといた。もう6年以上も前ののことである。池のような止水に居る虫でないとすれば、何処からやって来たのか。
フォト

 今、改めて考えると、東京大学構内の端っこに、1mの幅もない小さくてとても短い水の流れがある。よく子供がザリガニを採っているのだが、その水は湧水が源らしく、清らかである。

 そんな場所にドロムシなどの水生甲虫が居るかどうか分からないが、来年は「ふんどし採集」でも試してみようかと、目黒区産ヒラタドロムシを眺めながら夢想を始めている。
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