●「無思想の発見」 養老孟司著 ちくま新書 05年版 720円 日本人の思想は、「無思想の思想」だと著者はいう。数字でいう「ゼロ」である。「ない」のだけれども「ある」、というもの。日本人の思想・宗教を論じる論者は多くいるが、その1つに「日本教」と
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●「あわいの力」 安田登著 ミシマ社 14年版 1700円 「あわい」とは、異界と現実界、時間と空間、あっちとこっちの中間にあって、両者を媒介する位置のこと。つまり、著者が務める能楽の「ワキ」の役目こそが、この媒介者なのである。 本書の副題は「『
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