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日記一覧

ラグビー日本代表
2015年10月17日21:18

に対する僕の関心は、今まで一度も日記に書かなかったが、日本人の平均値よりは高かった。HCエディー・ジョーンズの経歴・人となりと、その日本代表チームへのトレーニングについてのNHKの番組を見たり、ワールドカップの目標を「ベスト8」と「大言壮語」し

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以下は橋川文三コミュに書いたものの再掲です。*************先日、池袋JUNKU堂での「安彦良和書店」コーナー終了直後に初めて足を運びました。なんと半年も前から開かれていたのに初めて行ったのが終了直後とは。(それだけ安彦氏のことを知ら

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10月12日って
2015年10月13日00:48

今ごろ思い出したが、1960年に17歳の右翼少年・山口二矢が演説していた社会党委員長・浅沼稲二郎を、日比谷公会堂の壇上で刺殺した日だった。――その刺殺現場がNHKによって録画され、夜のニュースで放送されたのを見たのだ!テレビで見た最もショッキ

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ジャクソン、勝、西郷
2015年10月12日22:36

スマホでマイケル・ジャクソンの『This Is It.』を見ていたら、勝海舟と西郷隆盛のことが想起され、目頭が熱くなり涙があふれた。我ながら気が狂いそうになる組み合わせだが、もちろんM・ジャクソンから勝や西郷を連想したのではない。読み終わっ

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『虹色のトロツキー』の作者・安彦良和氏による4巻本コミック『王道の狗(いぬ)』全4巻(中公文庫)を読んだ。物語は自由民権運動の終息後、日清戦争へと向かう日本と東アジアの歴史の中で、秩父事件や大坂事件で囚われの身となり北海道の監獄を脱獄した2

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ペリーの予見
2015年10月11日21:25

『ペリー提督日本遠征記 上・下』をやっとこさ読了した。電車の中などでちびちび読んでいたので時間がかかった。ペリーは海軍一家に育った生粋の職業軍人で既に海軍高官に栄達していたが、アメリカ国家にとって必要となった、補給基地確保等のため日本を開国

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昨夜7時、テレビ番組で知った「高校寄せ書き居酒屋」として知られる「有薫酒蔵」に初めて行った。しかし、「席が空いてない。『要予約』の店ではないが、金曜は混むので予約がないと難しい」とのことでやむなく断念。友人とともに呼び込みに声を掛けられた、

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『虹色のトロツキー』
2015年10月04日16:24

この妖しくも怪しいタイトルのコミックは以前から気になっていたが、読んではいなかった。mixiにコミュがあるものの、立ち上げからずっと休眠状態のもよう。最近になってついに読もうと思い立ったが、最寄り駅近くの漫画喫茶に置いてないので、中公文庫コミッ

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40年前の自撮り棒
2015年10月02日06:13

スマホ用自撮り棒が流行っているらしいが、その原型は40年余り前に日本のカメラメーカーが開発し特許も取っていた。だが、特許期間は20年で満了。今の自撮りブームはその後なので、開発者も企業もかつて取った特許から利益を得られなかったという。あの4

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今はまっているのが画集の類。その1つで最も最近買った『北斎漫画1〜3』(青幻社、2010〜11)は、江戸時代のこの大ベストセラー、ロングセラーを画題別に再編集した文庫サイズの3巻本。これを見ると、葛飾北斎は満90歳近くで倒れるまで探求と創作

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「日本のアジア主義」
2015年09月23日09:22

松本健一『竹内好「日本のアジア主義」精読』(岩波現代文庫、2000)を読んだ(ただし、竹内の原文は再読せず、松本氏の解説部分のみ)。いつもなら印象的な箇所を抜粋、引用するところだが、内容を見通しやすくするため、記号化、図式化してみる。***

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蜷川マクベスのチケットが「まだ間に合うかも」とサイトを見ると、今まさに上演中。だが価格が少なくとも1万数千円から2万円!なので、早々に断念。ふだんほとんど演劇など見ないから相場感が分からないが、こんなものなのだろうか。あらためて調べてないが

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安保関連法案成立
2015年09月20日10:03

政治嫌いを自認する僕は、安倍内閣の「解釈改憲」や今回可決された、自衛隊の同盟国支援のための海外派兵を可能にする安保関連法案について、ほとんど書いてこなかった。第2期安倍政権成立時に、「あんな奴がまた総理になるのか」と失望したものの、かつて例

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ソフトモヒカンかと思ったら、ウィキペディアによれば、一時期D・ベッカムがしていたような、頭頂部の中央を前後にもっと長く、鬣(たてがみ)のようにしている髪型を「ソフトモヒカン」と言うらしい。「ソフト…」は、地下鉄の駅構内にあった、最近よくテレ

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超法規的措置
2015年09月15日00:12

直前の日記「昭和天皇の戦争責任」をめぐるコメントを読んでいるうちに思い出したのが、「CIAの入試問題」。以前、mixiやブログに書いたこともあるが、あらためて触れたくなった。20数年前のニューヨーク在住時、マンハッタン・ミッドタウンの本屋の受験参

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昭和天皇の戦争責任
2015年09月13日23:08

先日買った本のうち、川村湊『戦争の谺(こだま) 軍国・皇国・神国のゆくえ』(白水社、2015年8月)を読了した。300ページ余りのこの本のうち、冒頭2章では広島の原爆ドームが史的遺跡として保存されるようになった一方で、長崎の浦上天主堂がそう

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ペリーと沖縄
2015年09月10日06:47

岩波文庫の『ペリー提督日本遠征記』を電車の中などでちびちび読んでいるが、まだ上巻でかの黒船騒動=徳川幕府との交渉まで来ていない。ペリーは途中、セントヘレナ島に寄港し、世紀の英雄ナポレオンが晩年、島流しになり幽閉された家を見て感慨を覚えたりし

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かすかな喪失感
2015年09月09日00:57

朝、ホームに下りてすぐ電車に飛び乗り、勤務地の方向とは全く別の行き先の電車に乗ってしまったことが2、3度あった。幾つか駅を過ぎてから気づき、引き返して乗りなおした。2つの路線の列車が乗り入れているので、行き先の表示を見て確認しないといけない

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日本の現場vsトップ
2015年09月05日19:57

「日本は素晴らしい」「日本人ってこんなに凄いんだ」という主旨のテレビ番組が、もう何年も前から定番番組の一つとして定着している。すぐ思い浮かぶだけでも、所ジョージや爆笑問題が司会をしている番組があり、ほかにもある。こうした傾向について、マイミ

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受信料で賄われる「皆様のNHK」なのだから、時代の変化に合わせて変わっていく。それは当然のことではあろう。しかし、昨日たまたま途中から見た「ためしてガッテン」のテーマは、なんと「尿ハネ」! つまり「男が洋式便器の前に立って小便をするとき、便器

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中国の軍事パレードが大ニュースだが、実は、フィリピンでも日本軍が正式に降伏文書に調印したのが70年前の9月3日だった。だからフィリピンでは対日戦勝利の記念日だ。前日の1945年9月2日、ルソン島北部で「マレーの虎」こと、山下奉文の率いる日本

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『丸山真男と吉本隆明―回想風思想論―』:著者の柳澤勝夫氏は1942年生まれの元高校教師。本屋の棚でこの本を見るまで知らなかった。この本のうち、タイトルに採られた巻頭から170頁余の思想論を読み、両者への批判も含めて納得するところが多かった(

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丸山真男vs吉本隆明
2015年08月23日12:12

このところ自分なりに気になっていたテーマ。政治学者の山口二郎が、「終戦直後に丸山真男が一連の論文を書いたから、日本の戦後は始まったのだ。単に時間が経っただけでは、日本に戦後は訪れなかった」とまで、これ以上はないほど賞賛した丸山真男。これに対

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した、と言っても、かばんの中に入れていた文庫本が入れ代わっただけ。それも、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』(集英社文庫)はまだ初めのあたりしか読んでいなかった。そもそも、読もうという動機が偏っていた。「プラハの春20周年」だから1

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終戦の日の写真
2015年08月21日21:49

以下はグーグル画像検索結果の一部以下は同じ日(米国時間では1945年8月14日)の米ニューヨークのタイムズスクエアで撮られた有名な写真

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対日戦勝記念日のキス
2015年08月20日23:46

英文のニュースサイトを見ていたら遭遇した。米ニューヨークのタイムズスクエアで、1945年8月14日(日本時間8月15日)に撮られた有名な写真をカップルたちが再現する対日戦勝記念日のイベントのニュース記事だった。大手通信社APが世界中の新聞やニ

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やはり返却前の神野志隆光『「日本」とは何か 国号の意味と歴史』(講談社現代新書、2005)。読んだのは前のほうだけで、今の僕は真剣に古代史を追求する態勢にない。ただ印象的な箇所はあった。幾つか引用、抜粋すると――。・『日本書紀』のつくる歴史

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模擬「特攻裁判」
2015年08月17日00:11

「模擬特攻裁判」――これは返却前の保阪正康『「特攻」と日本人』(講談社現代新書、2005)にあった、最も印象的な言葉。読みながら傍線を引きたくなったが、図書館の本なので途中から付箋を印象的な箇所に貼り始めた。「模擬特攻裁判」は付箋を貼り始め

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人は夕日や月や雪景色などの自然を見て感動することがある。石川啄木みたいに、「雲は天才である」と言ったりもする。人間とは無関係に存在している自然物に、人は勝手に感動してしまう。そして啄木のように、不遜にも、大自然を人間の「制作物」である芸術作

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クリムトの画集をめくり、惹かれる絵に見入っているうち、ほとんど泣きそうになる瞬間が何度かあった。芸術作品による感動。絵を見ていて泣きそうになった経験は、ほとんど記憶にない。その後、グスタフ・クリムト(1862〜1918)その人や作品の解説文

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