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日記一覧

これについて書くのは、考えを整理しないといけない

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佳人薄命 vs 国際派
2021年09月27日00:27

ともに芦川いづみがヒロインの日活映画:1『佳人』(1958年2月公開、滝沢英輔監督、モノクロ)2『アラブの嵐』(1961年12月公開、中平康監督、カラー)1『佳人』の主人公(葉山良二)は兵庫県の日本海側の町、豊岡の出身。東京の大学生となっていたが、学

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『麦死なず』
2021年09月23日23:59

石坂洋次郎『麦死なず』読了。1936年発表。妻の左翼活動家との駆け落ちをめぐる自伝的私小説だが、石坂自身は自分の人生の最重要作と振り返る。同時期の『若い人』(1933-37)とともに石坂の出世作で代表作。感想等は別の機会に

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公開順に1『人間魚雷出撃す』(1956年、古川卓己監督、モノクロ)2『ろくでなし野郎』(1961年、松尾昭典監督、カラー)(3『若い人』(1962年10月、西河克己監督、カラー))4『金門島にかける橋』(1962年11月、松尾昭典監督、カラー)5『風車のある風

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『若い人』:映画と原作
2021年09月18日02:17

まず表題の日活映画(1962年公開、監督・脚本:西河克己)を観た。ミッション系女子校の男性教師・間崎(まさき:石原裕次郎)と同僚の女性教師・橋本先生(浅丘ルリ子)と「妖しの美少女」(原作での表現による)江波恵子(吉永小百合)の3人が軸となる。原

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石坂洋次郎の
2021年09月15日15:59

出世作にして代表作『若い人』を読みかけ。なんと戦前の作品である。吉永小百合、石原裕次郎、浅丘ルリ子らが出ていた日活映画の原作。映画は時代を戦後に移しているが

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石坂洋次郎の復権
2021年09月11日16:51

三浦雅士『石坂洋次郎の逆襲』を読んだ。新聞で書評を読んで入手して以後、優先順位が下がったままだったのが、最近になって意識の水面上に浮上したのは、アマゾンで1950年代後半から60年代にかけての映画を見ているため。最初は監督の川島雄三や今村昌平を意

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芦川いづみが出ている日活映画:1『江戸の鼡たち』(1957年公開、冬島泰三監督、モノクロ)2『堂堂たる人生』(1961年公開、牛原陽一監督、カラー)3 ? (?、?、モノクロ)1は措いて、2はつぶれかかった玩具メーカーの開発担当者(石原裕次郎)と、

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ワクチンは打つべきか?
2021年09月08日09:39

岡田正彦『大丈夫か、新型ワクチン 見えてきた新型ワクチンの実態』(花伝社)を読んだ。著者は新潟大学名誉教授、医学博士。著者は反ワクチン原理主義者ではないが、現在接種されているCOVID-19ワクチンは開発から大規模接種の実施までの期間があまりにも短

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樋口健二『慟哭の日本戦後史 ある報道写真家の六十年』を読んだ。「売れない写真家」を自称する1937年生まれの報道写真家・樋口健二氏の自伝。同氏のことは寡聞にして知らなかったこの身だが、新聞の書評欄で知ったこの本、読んでよかった! 樋口氏は長野県

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以下、芦川いづみが脇役で出ている日活映画(公開順):1『若き魂の記録 七つボタン』(1955年公開、古川卓己監督、モノクロ)2『続 警察日記』(同年公開、久松静児監督、モノクロ)3『紅の翼』(1958年公開、中平康監督、カラー)4『若い川の流れ』(

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1951年、吉田茂総理大臣の下でサンフランシスコ講和条約調印と同時に結ばれた日米安保条約(総理以外に随行員は1人も署名せず)の改定を岸信介首相は1960年6月、30〜35万人という連日の請願デモの中で強行した。当時30歳の半藤さんはといえば、社屋が銀座近く

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半藤一利氏によると、昭和天皇は晩年、「沖縄に対して申し訳ない」という思いを漏らしていた。半藤さんは、太平洋戦争末期の沖縄戦で県民の4人に1人もの死者を出したことかと思ったら、それもあるが、「戦後長年にわたって大きな基地負担を強いる結果になっ

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東京裁判では「天皇の戦争責任」を問わないことで決着した経緯については、昭和史をめぐる半藤一利氏の論述においても詳細に追究されている。連合国側でも、アメリカ国内にも、昭和天皇の戦争責任を追及すべしとする意見・勢力はあったが、マッカーサーは日本

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半藤一利『昭和史 戦後篇 1945-1989』を読了。半藤さんの『昭和史 1926-1945』を読んだのは数年前だが、最近になって『世界史のなかの昭和史』と『B面昭和史 1926-1945』を合わせ、残りの3冊を読んだ。ーー半藤さんの語る昭和史は、自身がその場に居合わ

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芦川いづみが出ている3本:1『真白き富士の嶺』(1963年公開、森永健次郎監督、モノクロ)2『四つの恋の物語』(1965年公開、西河克己監督、カラー)3『喜劇 大風呂敷』(1967年公開、中平康監督、カラー)1と2は吉永小百合がメイン。1『真白き富士の

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