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日記一覧

井上鋭夫『一向一揆の研究』重さ1300グラムは、ようやく、いわゆる「加賀の一向一揆」と総称される一連の一揆の動きの章に入ったあたりだが、中断(あるいは半永久的)。飛ばし読みになったが、読んだのは500グラム分くらいか。ということは、読んだのは主

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『一向一揆の研究』
2023年03月19日10:52

深い動機もないのに、ベラボーな値段ではなかったから、井上鋭夫『一向一揆の研究』(昭和43年初版・同50年4版)を入手。当時は紙が重かったのだろう、約900ページで1300グラムある。手に持って読むにはデカすぎる。どこまで読めるかわからない。

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「人権後進国」日本
2023年03月13日23:39

藤田早苗『武器としての国際人権 日本の貧困・報道・差別』(集英社新書、2022年12月第一刷発行)を読んだ印象を一言でいうと、「日本は人権後進国」だということ。著者の藤田氏は、日本人だが英国在住で、エセックス大学人権センターフェロー。同大学

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(「昭和維新運動」も含め3とする)手元のみすず書房版『私の昭和史』には4ページ折の「書評抄」が挟まれていた。載っている書評は全て、この本が出た1963(昭和38)年に書かれたもので、評者の中には竹内好、橋川文三、三島由紀夫が含まれている。こ

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(タイトルを「昭和維新運動」から変えたが、ほぼ同じである。ただ「昭和維新」という場合には、軍人でない民間人も含む。末松太平『私の昭和史』には「陸海民」という言葉が出てくる。226事件で処刑された西田税はつとに陸軍を免官されて民間人だったし、

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最近読了した本を、受けたインパクトの順に並べると、1 末松太平『私の昭和史』(みすず書房、1963年2月第1刷)2 藤田早苗『武器としての国際人権』(集英社新書、2022年12月第1刷)(3と4は大差はないが、仮に)3 山本芳久、NHK100分de

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『日本のカーニバル戦争』の著者ウチヤマ氏によれば、このカーニバルで最強にして最後の王は「少年航空兵」である。<少年航空兵がマスメディアにデビューしたのは1940年、銃後が中国での地上戦から、太平洋戦域での対米航空戦の可能性へと関心を移しはじめた

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