ミラノの古代の、ラテン語での名前は「メディオラヌム」。ここ2カ月ほどの読書で何十回か見たが、いつまで経っても自信がなかった。ようやく覚えたか
スマホのトラブルか、Facebook側の問題か、正確な原因は不明だが、FB上に同じ名前なのに別々のアカウントができてしまった。ブルックリンで買った、黒人の女の赤ちゃんの人形は元々のアカウント。一方、同じ名のスマホ上のアカウントでは、16世紀のスペイン
西ローマ帝国の首都だった!か。アウグスティヌス『告白』の注で知る。興亡の世界史のローマや、辻邦生『背教者ユリアヌス』、ギボン、塩野七生の該当時代を読んでいたのに、いくつかの宮廷の一つと思いながらも、「東の新都コンスタンティノポリス(現イスタ
今年初めに亡くなった半藤一利の『日本のいちばん長い夏』と『日本のいちばん長い日 決定版』を取り寄せ、前者から読み始めた。昔、映画化作品は見たと思うが、高名な元の本は読んでなかったようだ。本の半ばまで来て驚いた。「吉田茂」元総理大臣が発言者と
菅野完『日本会議の研究』を読んだ。きっかけは、アウグスティヌス『告白』など読みかけの本はどれもすいすいとは進まないので、買ってあったが優先順位のかなり下にあったこの本に転じる気になったこと。5年前に出た本である。日本会議については、安倍前首
最近の僕の読書と知的関心は、「ローマ帝国とキリスト教」にフォーカスされている(その前は中国史とそれに付随・関連して中央ユーラシアだったが、その反動だ)。その原動力は、世界三大宗教の一つとされるキリスト教が、なぜどのように「ローマ帝国の宗教」
ギボン著・中野好夫訳『ローマ帝国衰亡史』をまず第20章だけ読んだ。10冊本文庫のうち古本を取り寄せた第3巻には、キリスト教をローマの国教化したコンスタンティヌス大帝と、後にキリスト教会から「背教者」との汚名を着せられた甥のユリアヌス帝が含まれ、
平野聡著・興亡の世界史『大清帝国と中華の混迷』を読んだ。去年の夏、宮崎滔天や孫文、辛亥革命について読んだのを皮切りに、蒋介石、毛沢東と中国共産党の革命、さかのぼって司馬遷、漢帝国、後漢滅亡後から唐を含め元=モンゴル帝国まで、さらには科挙や宦
昨日の午後、東京都慰霊堂・復興記念館に行った。関東大震災の犠牲者たちを悼んで建てられたのが1930年と翌31年。きっかけは朝読んだ東京新聞の記事。軒先などに怪獣のような、妖怪のような、空想の鳥や獣の石像があると知って見たくなった。 ただ持っている
辻邦生『背教者ユリアヌス』を読んだ。読む気になったのは、ローマ帝国の皇帝となったユリアヌスが後世のキリスト教会から「背教者」と呼ばれるようになった、そもそもの所以に興味を抱いたから。ユリアヌスは伯父のコンスタンティヌス帝によってキリスト教が
――といっても全て芸能人のこと。俳優の田中邦衛の訃報に接し、岐阜県出身と知った。岐阜だから意外だったわけではないが、特にどこというイメージはなかった。北海道富良野はドラマ「北の国から」の役柄だし、若い頃の映画・若大将シリーズの主役・加山雄三