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日記一覧

最近読んだ本:1 田中優子『遊廓と日本人』2 中村清次『シルクロード 流沙に消えた西域三十六か国』3 東理夫『アメリカのありふれた町で』4 手塚孝典『幻の村―哀史・満蒙開拓』田中優子『遊廓と日本人』は、カバーの表にある通り「江戸学の第一人者

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緒方正人『チッソは私であった 水俣病の思想』(河出文庫)を読んだ。すごい本だと思う。いや著者は「凄い人」だと思う。僕は今年ジョニー・デップ製作・主演の映画『MINAMATA』は観たが、かの石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』はいまだに積読である。だか

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せっかく長文を書いたのに、キーをたたくとmixiのお知らせページに遷移してしまいデータが消失して(泣く)。書いたことをいくつか思い出すと、若桑みどり氏が女性であり、日本史の門外漢ゆえに、またカトリック美術史の専門家としてヨーロッパ各国語に堪能で

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天正遣欧少年使節4
2021年12月18日15:49

改めて少年使節の4人をWikipediaから引くと、・伊東マンショ(主席正使): 大友義鎮(宗麟)の名代。宗麟の血縁。日向国主伊東義祐の孫。後年、司祭に叙階される。1612年長崎で死去。・千々石ミゲル(正使):大村純忠の名代。純忠の甥で有馬晴信の従兄弟。

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天正遣欧少年使節3
2021年12月18日12:18

Wikipediaによると、「天正遣欧少年使節(てんしょうけんおうしょうねんしせつ)は、1582年(天正10年)に九州のキリシタン大名、大友義鎮(宗麟)・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年を中心とした使節団。イエズス会員アレッサンド

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天正遣欧少年使節2
2021年12月18日00:51

若桑みどり『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』(2003年)を読了。文庫版も出ているが、入手したのは集英社版の二段組ハードカバー550ページ。重さが約800グラムある。ソファーで手に持ったり、寝床で腹ばい、横向き、仰向けで両手で上に掲げて

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天正遣欧少年使節
2021年12月11日23:45

をめぐる『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国』の中で、著者の若桑みどり氏は自らはクリスチャンではないと断っているが、Wikipediaによると、告別式はキリスト教会で行われた。この本を上梓してから亡くなるまでの4年ほどの間ないし死の床で洗

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木と人類
2021年12月05日12:31

ローランド・エノス、水谷淳訳『「木」から辿る人類史 ヒトの進化と繁栄の秘密に迫る』は最近読んだ中で一番すごい本である。少なくともスケールの大きさにおいては。例えば釈徹宗が書いた富永仲基や不干斎ハビアンは、江戸時代や戦国末期の天才的な学者ない

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図書館から借りた『連続テレビ小説読本』(洋泉社MOOK、2014年10月発行)を読んでみた。現在放映中の「カムカムヴリバディ」は1961年の第1作「娘と私」から数えて105作目だが、発行当時放映中だった第90作「花子とアン」まで紹介さている。仮に執筆者に、と

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