鈴木道彦訳でマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』「ゲルマントの方 I」を読みかけたが、なかなかその世界に入っていけないので、とりあえず中断。「ゲルマント…」に興味を抱いたのは、鈴木氏のエッセー本で、作中でゲルマント家はフランス社交界
シンガポールの初代首相リー・クアンユー(1923年生まれ)が23日に死去し、29日の国葬には世界中の要人が弔問に訪れる。隣国マレーシアのマハティール元首相(1925年生まれ)は、リー元首相を2008年に死んだインドネシアのスハルト元大統領(
大相撲春場所3月15日、日曜、NHK実況番組のゲストは西川きよしだった。その話の中で強く印象に残ったコメントがあった。横山やすしと売出し中の若手漫才師時代、ずいぶん稽古をしたという話の中で、西川が相方のやすしは練習嫌いだったのを無理やり一緒に
3月10日、東京大空襲の記念日が、個人的にはニューヨークへ渡った日だったことを思い出して、つぶやいたのがきっかけで想起し、書いたシーンを以下に再録します。*************東京大空襲の記念日でもある28年前の今日3月10日、ニューヨ
味覚とは別の、「舌の感覚」ということに思い至った。もう飲み干した芋焼酎の紙パックのコピーに、「焼き芋を思わせる香ばしさと、濃厚なトロリとした甘さと旨さを持つ、黒麹の特徴を生かした本格薩摩の芋焼酎です。」とある(アルコール分25%)。確かに、
のだということに、今さら気づいた。電車の中で『美の呪力』(新潮文庫)を読み始めてから。昔はテレビに出てくる、独特なキャラの変なおじさんであり、また、高度経済成長のピークを象徴する国家的イベント、1970年の大阪万博で「太陽の塔」制作などを任
返却前の本:1 原田信男『歴史のなかの米と肉 食物と天皇・差別』(平凡社ライブラリー、2005。最初は同社から選書として1993年刊)2 『たべもの起源事典』(東京堂、2003)1は、仏教の教えの影響で、日本人が千年以上も自らに(基本的には
今朝、なぜか思い出した。幼い頃、よく晴れた日の、(なぜか夏ではない気がする)午前中、東に面した窓から差し込む日差しの中で、無数の白く細かい埃が部屋の中に舞っている!ことに気づいた。でも、不思議なことに、日差しの差さない陰に、埃は一切見えない