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日記一覧

『週刊朝日創刊100周年!2月25日号』にいろいろ興味を惹かれた記事や写真があったが、その中で最も気になったのが1922年7月23日号の表紙写真だった。この当時の「ラストエンペラー」こと、愛新覚羅溥儀(1906-1967)は満16歳だが、写真では眼

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一つ前の日記に「立川談志は『戦中・戦後と衰退・停滞した落語を反転、再生させた人』に見える」などと書いたが、特に典拠があるわけではない。そう思った根拠を一つ挙げれば、談志が17歳の年の日記に「円生には弟子がいない」と書いていたこと。三遊亭円生

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立川談志とその時代…
2022年02月19日16:38

『談志の日記 1953 17歳の日記』。この本の中に何を見るか、ここから何を引きだすか? これは談志や落語を論じる人が、今後「立川談志とその時代」について論を展開するためには欠かせない資料になるだろう。さて今さして知識もない僕が、敢えて風呂敷を広

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『談志の日記 1953 17歳の青春』を読み始めた。立川談志が17歳、1953年1年間の日記(談志は2011年11月21日没:戸籍上の生年月日は1936年〈昭和11年〉1月2日生まれでこの本でもそうしているが、Wikipediaは前年12月2日の生まれとしている)。談志は筆ま

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『人新世の「資本論」』
2022年02月13日23:21

斎藤幸平のベストセラーをやっと読んだ。2020年9月刊で、カバーには「2021新書大賞第1位」「39万部突破」の文字が躍る。この本の核となるのは、人類の影響を地質年代上に画期する「人新世」(ひとしんせい)と、著者の専門である「マルクス晩年の

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『真説 日本左翼史』
2022年02月09日08:57

エマニュエル・トッドの大著が(凄い本だろうが)退屈なので、池上彰・佐藤優『真説 日本左翼史 戦後左翼の源流 1945-1960』読みだしたら面白く読了。某作家が共産党が過激化していた頃の山村工作隊に関わっていたとか、佐藤優は社青同(旧社会党系)だっ

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民主主義と敵対した信念
2022年02月05日06:11

「反民主主義」の信念を表白した次の一節にハッとした。<国民主権の理論は私の内奥の歴史的宗教的確信とはあいいれません。(中略)私は主権や大権を唯一もつことができるより高次の世界秩序を認めているからです。このより高次の世界秩序に官憲的権力は由来

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