NHKも変わる。下ネタもやる

受信料で賄われる「皆様のNHK」なのだから、時代の変化に合わせて変わっていく。それは当然のことではあろう。

しかし、昨日たまたま途中から見た「ためしてガッテン」のテーマは、なんと「尿ハネ」！　つまり「男が洋式便器の前に立って小便をするとき、便器の外に飛び出す水滴＆尿滴！」だった。

ホースから出る水量、水圧、ホース内径の大きさ・形状等を実際に近づけ、条件を統一して実験した結果、「便器の内側のどの部分にホースからの水を向ければ、どれだけのハネが便器外の床や壁などに飛び散るか」を数えたところ、「少なくて数十から多ければ数千」のハネが飛び散っていた！

しかし、ある条件の下では、ハネがなんとゼロだった！
――それは、ホースの先を便器の内壁から「１２ｃｍ以内」に近づけることだった。

理由は純粋に「物理学的」に説明される。
水はそもそもの性質として、球体に近づこうとする。ホースから出てしばらくは円柱状だが、１２ｃｍを超えると球体、つまりは水滴状になろうとする。

円柱状のまま壁にぶつかると、壁を伝って流れ落ちる一方、水滴になって壁に当たると、遠くまで飛び散るのである！

このメカニズムを解明したのが、アメリカ・ユタ州ブリガムヤング大学の２人の物理学者で、今や世界中から取材が殺到しているという。

もう一つもやはりザッピングしていて、たまたまそのシーンだけ見た志村ケン主演のコメディー。
妻を演じる伊藤蘭が夫の志村に向かって「あなたまだ私とセックスしたいの？」（だか、まだ私の体に興味あるの？だか…）と呆れたように言うと、志村は照れくさく、バツが悪そうにもじもじするというシーン。

その直前には、志村が若いオネエチャンに惹かれて妄想を膨らませるが、すぐその妄想が壊れる現実に直面して、隣の奥さんがたまたまそのエロい視線の行き場となった、というような前ふりがあったろうか…。

――ともあれ、今やNHKも、これくらいの下ネタは平気でやっている。