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2015年09月22日09:57

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蜷川ロミオ&ジュリエット

蜷川マクベスのチケットが「まだ間に合うかも」とサイトを見ると、今まさに上演中。だが価格が少なくとも1万数千円から2万円!なので、早々に断念。

ふだんほとんど演劇など見ないから相場感が分からないが、こんなものなのだろうか。
あらためて調べてないが、劇団四季などでも1万くらいはしそうだから、かの「蜷川マクベス」再演となると妥当な線かもしれない。

思い出したのが、蜷川幸雄演出だった気がする「ロミオとジュリエット」。何と言っても、ジュリエットを演じた「中野良子」が光り輝いていた。これこそ、まさに世阿弥の言う「時分の花」だったと思う。ジュリエット役は、森光子や歌舞伎役者のように繰り返し再演するものではないと思う。

ウィキってみると、やはり「蜷川幸雄が初めて商業演劇を演出した作品」とあった。再演はなさそうで「1974年、日生劇場」というクレジット。まさにこの公演のうちの1つを見たのだ。蜷川がその後、日本演劇界の巨匠へと歩んでいったことは周知の通り。

ロミオ役が市川染五郎(今の松本幸四郎)。敵役の佐々木功のほうが、タイツ姿の太ももが細かった記憶が残っている。

さて、今の日本でジュリエット役に最もふさわしいのは誰か? 10代後半から20代前半の女優はたくさんいるが、「当時の中野良子」に匹敵する女優は誰か? なかなか思い当たらない。

武井咲は売れすぎ、広瀬すずは演技を見たことがない。綾瀬はるかや長澤まさみは新鮮味がないし、年齢的にもう遅い。もっと新人ないし売れていない若手女優を発掘するしかないかも。
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