安保関連法案成立

政治嫌いを自認する僕は、安倍内閣の「解釈改憲」や今回可決された、自衛隊の同盟国支援のための海外派兵を可能にする安保関連法案について、ほとんど書いてこなかった。

第２期安倍政権成立時に、「あんな奴がまた総理になるのか」と失望したものの、かつて例のない解釈改憲や安保法案の上程・審議のプロセスが報道され、ほとんどの憲法学者が法案を違憲としても、現在の衆参両院の議席配分から、どうせ可決されるだろうと思い、デモ参加はおろかSNSなどでもほとんど何も発言してこなかった。強行採決で成立しても、「こんなものだろう」と想定の真ん中あたりの感じだった。

さて、法案成立を受けた昨夜のテレビ報道で見た有名人の発言で印象的だったのがホリエモンのコメントだった。いわく、

＜この法律施行で自衛隊員が海外に派兵され、米兵の代わりに命を失うこともあるだろう。しかし、では、「今までのように米兵にだけ犠牲になってもらう状況が良いのか」というと、そうとも言えない＞という内容。

これをさらに自分なりに敷衍すると、「アメリカ（など）が海外派兵しないで済むためには、どうしなければならないか？」というテーマが残る。


■「おかしいだろ、これ」安保法案強行採決に新潟県弁護士会長が「一行コメント」
(弁護士ドットコム - 09月19日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=3625189