mixiユーザー(id:7131895)
日記一覧
- 歴史の「表層」と「深層」
- 2016年04月24日18:29
自分なりに今後の余生で追究するテーマを絞ろうとすると、「歴史」ということになりそうだが、これがすこぶる多様で広大だ。元々、比較的近い分野だった近代日本の歴史や思想史だけでも相当な分厚さの先人の蓄積がある。一昨日買った文庫本の１冊がフェルナン
- 移民を出す日本４：海に国境なし
- 2016年04月18日23:19
平得栄三さんは１９２４年、沖縄県与那国島生まれで、取材の１９９６年当時７３歳。台湾南部の世界有数の港湾都市、高雄の中心街から少し離れた所に住んでいた。今でこそ１人だが、兄弟全員６人とも台湾で働いていた。その頃、台湾は日本だった。中学を出て漁
- 移民を出す日本３：ポナペ（南洋）
- 2016年04月17日18:42
ミクロネシアへの旅に出たとき、著者の橋口氏には「特にあてはなかったがどの島にも、必ず戦争と関係のある日本人が居るという確信めいたものはあった」。１９９６年の取材時７２歳だった秋永正子さんは１９２５年、３人姉妹の末っ子としてポナペで生まれた。
- 移民を出す日本２：樺太・ロシア
- 2016年04月17日01:53
１９９８年の取材・撮影当時７１歳だった佐藤仁さんという男性は、ロシアのカンスクという、カザフスタンに近い中央シベリアの町に住んでいた。北海道に生まれ育ったが、１２歳の時、一家で樺太に渡った。その頃の樺太には４０万人余りの日本人や多くの朝鮮半
- 移民を出す日本１：キューバ・中国
- 2016年04月14日05:35
橋口譲二『ひとりの記憶 海の向こうの戦争と生き抜いた人たち』（文藝春秋、２０１６）の感想を記しておきたい。この本は写真家である著者が１９９４年から２０００年にかけて訪れた世界各地で生き抜いてきた日本人８６人から１０人を選び、取材インタビュー
- つぶやき集：寺島実郎講演資料
- 2016年04月11日06:00
1カ月前の寺島実郎氏の講演会資料120ページに目を通した。後半は岩波「世界」への連載の一部転載。寺島氏を採用、育成、活用、提供する三井（物産）グループの懐の深さを感じる。(04月09日)コメントGandhiGanjee1947年生まれの寺島氏は、1968-69年の頃は早稲
